病魔の正体

退職後、とにかく自分自身を落ち着かせたいという気持ちで、暫くの間何かに熱中したくて、ネットゲームをする事にした。元々、興味があり、時々はやっていたのだが、今回は良い機会なので、RPGゲームに手を出す事にした。1ヶ月くらい熱中してたであろうか?精神的には随分楽になったような気がする。
しかし一向に身体のだるさは抜けない。手のひらは常に熱を持ったかのように赤く、すぐ疲れる有様だ。
「仕事もしてないのに疲れるはずないやん・・・なんでやねん?どないなってんのや俺の身体は?」毎日、毎日その事ばかりどうしても考えてしまう。自分自身を攻めてしまう。

引きこもりの期間が2ヶ月ほど続いただろうか?無性に本が読みたくなってきて、近所の比較的大きな本屋をうろつく事にした。何気に、自分の「性欲」を試したくなって、アダルト雑誌をパラパラとめくってみるもののピクリとも反応しない・・・俺もこれでいよいよ「男卒業か?」と思わずうな垂れてしまう始末だ。
そうこうする内に、立ち読みするのもかなり、しんどい状態になってきた。
最後に単価の安い文庫本でも買っていくかと、コーナーをうろつく。ふと目に付く著者名・・・はらたいら?

そういえば、最近見なくなったなぁ。ん!『はらたいらのジタバタ男の更年期』?男の更年期???
「何それ?」思わず独り言。そして、手に取り読み出す・・・・背筋がびんびん来る感じ。次第に鼓動の音が高まる。「これやん!」思わず出てしまう大きな声。まわりの客が一斉にこちらを見るのがわかる。
でも、俺の視線はこの小さな文庫本にだけ注がれる。うれしかった、とにかくありがたかった。はらさんも俺と同じ事で悩んでいたんだ!早合点じゃないの?って言われるかもしれないが、この本に書かれていることの90%以上が今の俺の症状と一致するのである。じゃ?残りの10%は?と問われると、はらさんは俺よりも10%症状が重いのでは?と思ったからでる。
                                                   
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とにかくこれで、病魔の正体がわかった!この本にも書かれているが、はらさんも更年期という原因がわかった瞬間、今までかかえていた心のモヤモヤが、嘘みたいにスッと楽になるのを感じたそうである。
しかし、この病気とは残念ながら長い付き合いになりそうになる事は間違いないようである。
「男の更年期」というものを素直に受け入れ、長いトンネルを、いつかは抜けるトンネルを目指してがんばるしかないようだ。

この男の更年期に関しての喩えをはらさんの本の中の付記の部分で札幌医科大学名誉教授の熊本悦明先生が書かれている部分があるので、少しだけ引用いたします。

>更年期はちょうど車の車検期のようなもので、ベンツを、車検時に廃車にするのではなく、しっかり、点検修>理して、後半もベンツらしく走るようにケアするのと全く同じ発想で更年期を見るようにしなければなりません。
そおかぁ!身体の検査切れなんだよな。メンテナンスする事で回復していくんだ。

俺の真実、俺を苦しめている正体を少しでも知る事が出来た瞬間であった。

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参考図書:「はらたいらのジタバタ男の更年期」小学館文庫刊


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