俺の厄年と転職

   

『今年から俺も、厄年突入か。』

2月の節分前に「あびこ観音」様に女房とお参りに行く道すがらしみじみ思ったのが、ついこの前の事と感じ てしまう。もう、あれから3年も過ぎたんだなぁ・・・・と、どうしても感慨深くなってしまう。
それくらいこの3年間は、俺にとって怒涛の3年間だったのだ。

大学を卒業後、18年間「小売業」1本でやってきた。転職は何度か繰り返したが、小売業での従事だった。
サービス業という仕事は、どちらかというと「激務」の部類に入ると思う。
時間は不規則、アイドルタイムとピークタイムというものが存在し、飲食業等はそれがとにかく明確になってしまって、出勤時間によっては、いきなりのフルスロットル勤務に入るのである。
食事時間もまちまちで、お昼抜きは日常茶飯事、その反動で夜食をガンガン食すものだから、身体に良いわけがない。

「ちゃんと、御祓いやってもらう?」という女房の言葉に、「めんどくさいからいいよ。」と答えながらも、『なんかあってもおかしくないよな?俺』と思ったあの日を、いまだにはっきりと覚えている。
そう、本当に俺にとっては、色々ありすぎたから・・・・
そして、厄が明けた今もまだ、完全には抜け出せないでいるのだから。

まず最初に訪れた出来事は、翌年2回目のお参りから数ヶ月後に訪れた。
まぁ、突然の出来事ではなく以前から考えての事だった退職である。幸いにも転職先が決まっていたので気は幾分楽ではあったが流石に「厄年」である事から、かなり躊躇していた次第である。
「残るも地獄、去るも地獄」の中で苦渋の選択での「転職」であった。
思えば、これが俺にとってのドタバタ喜劇のはじまりになった。

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